データの分布 2020 3 7

 相変わらず、マスコミでは、
新型コロナウイルスの恐怖感を煽っていますが、
このような感染症については、数字で把握しましょう。
 確かに、世界地図で国別の感染者数の数字が出ていますが、
単にそれだけとなっています。
 しかし、必要なのは、年齢別の感染者数の数字でしょう。
10代が何名、20代が何名、30代が何名、40代が何名、
50代が何名、60歳以上が何名という数字です。
 同様に、死者の数も合計値しか出ていませんが、
これも、年齢別の数字が出ていません。
 さらに、これは無理かもしれませんが、
一次感染による感染者数や死者数、
二次感染による感染者数や死者数、
三次感染による感染者数や死者数です。
 おそらく、一次感染では重症化や死者数が多くても、
二次感染や三次感染では、その数が減少したのではないかと思っています。
 何事も感覚で判断せず、数字で把握しましょう。
感覚で判断してしまうと、恐怖感だけ先行してしまいます。
 また、単に合計値だけで判断してしまうと、判断の誤りを招きやすいのです。
まず、データの分布を考える必要があります。
「うちの子が、塾のテストで55点だった。勉強が遅れてしまった」
 実は、先生が出題範囲を間違えてしまい、
まだ授業で教えていないものまで出題してしまった。
 テストの点数が50点を超えた生徒は、2人だけだった。
30点台の点数が大半で、40点台は少なかった。
 こうなると、40点台でも優秀な生徒で、
55点も取ったとなると、想像力や応用力で、かなり優秀となります。
 このように、単に数字を見るだけでなく、
数字の分布、つまりデータの分布を見てから判断することが大事です。














































































































































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